「今週は中山でG2のスプリングステ
ークスが行われます。皐月賞トライア
ルで3着までの馬に優先出走権が与え
られます。どの馬が人気で、どの馬か
ら買うのがいいのかな?」
こういう疑問を調べてみます。
本記事の内容
②スプリングSの気になるデータ
こんにちは!しんがりブーマーです。
今週は金曜~日曜日までの3日間開催。日曜のスプリングステークス(以下スプリングS)は人気馬が強いレース。
ある条件をクリアする人気馬は複勝率66.7%の高確率で馬券になっています。今年該当しそうなのは3頭。まずは予想オッズを見ていきます。
スプリングステークス 2020 予想オッズ【複勝率66.7%の3頭】
今年はフルゲート16頭に対して12頭がエントリー。
【スプリングSの予想オッズ 】
前走ホープフルSで2着だったヴェルトライゼンデが抜けた人気になりそう。それに続くのが2連勝中のファルコニア、前走ジュニアC完勝のサクセッション。
当レースの傾向として…
・「1~5人気」がかなり優秀
・フルゲート未満なら「6~16人気」は大苦戦
人気馬(1~5人気)が強いレースで、中でも「単勝1.0~5.0倍」の馬は複勝率66.7%。15頭が該当して10頭が馬券になっています。
面白味には欠けますが…今年ならヴェルトライゼンデ、ファルコニア、サクセッションの3頭が候補。
該当馬が馬券に絡まなかった年は一度もないので、軸はここから選ぶのがベター。ただ今年のように該当馬が3頭いた17年の結果は…
サトノアレス (3.2倍、4着)
アウトライアーズ (3.5倍、2着)
トリコロールブルー (3.9倍、5着)
該当馬だけで決まる確率は高くないので、他馬にもチャンスありです。
「6~16人気」は苦戦傾向。特に今年のようなフルゲート未満の少頭数だと56頭が出走して連対したのは1頭のみ。連対率はわずか1.8%。
スプリングSの気になるデータ
【スプリングSの気になるデータ・過去10年(中山開催のみ)】
▼前走着順の成績
▼前走上がり順位の成績
▼調教師の所属成績
▼まとめると…
上位人気が堅実に走るレース。中山開催(過去10年)で連対した18頭中、16頭が「1~5人気」、残り2頭が「6~16人気」。回収率も上位人気>下位人気。優勝するには「前走で3着以内」が必須で、「前走上がり3位以内」の馬も優秀です。あとは関東馬(美浦)が関西馬(栗東)を上回る成績を残し、7頭の勝ち馬を出しています。
「前走3着以内+前走上がり3位以内+関東馬(美浦)」を満たす馬は、単回率が173%、複回率は115%のプラス収支。複勝率は45.5%あるので約2回に1回は当たる計算。今年これに該当するのは、アオイクレアトール唯1頭。今年はこの馬に注目したい。
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