「今週は阪神でG2の阪神大賞典が行
われます。長い歴史を持つ天皇賞・春
の前哨戦で、1着の馬に優先出走権が
与えられます。どの馬が人気で、どの
馬から買うのがいいのかな?」
こういう疑問を調べてみます。
本記事の内容
②阪神大賞典の気になるデータ
こんにちは!しんがりブーマーです。
今週は金曜~日曜日までの3日間開催。日曜の阪神大賞典は1人気が圧倒的に強いレース。
今年1人気に推されるのはどの馬か?まずは予想オッズを見ていきます。
阪神大賞典 2020 予想オッズ【傾向は続く?キセキの馬券確率】

今年はフルゲート16頭に対して10頭がエントリー。
【阪神大賞典の予想オッズ 】

17年の菊花賞馬で昨年の大阪杯や宝塚記念で2着だったキセキ、18年の菊花賞3着馬で昨年の天皇賞秋やJCで好走のユーキャンスマイルが人気を集めそう。
それに続くのが長距離で3連勝中のボスジラ 、前走ダイヤモンドS2着のメイショウテンゲンなど。
当レースの傾向として…
・とにかく上位人気が強いレース
・1人気は過去10年で複勝率100%のパーフェクト

勝ち馬はすべて上位人気(1~5人気)から出ていて、特に1人気馬は[6- 2- 2- 0]と馬券圏内パーフェクト。
例年の傾向が続くなら、1人気に推されそうなキセキの3着以内はかなりの鉄板級と言えます。
一つ気になるのは、1人気で勝った6頭はすべて父SS系(サンデー、ディープ)の馬、父キングマンボ系のキセキは勝つまではどうか?

6人気以降はかなり苦戦傾向ですが、馬券になった4頭中3頭が前走で馬体重500キロ以上。今年該当しそうなのはレノヴァール。
阪神大賞典の気になるデータ

【阪神大賞典の気になるデータ・過去10年】
▼前走上がり順位の成績

▼直近5年の種牡馬の成績

▼前走クラス別の成績

▼まとめると…
1人気が圧倒的に強く、上位人気馬も堅実に走るレース。過去10年で連対した20頭中、18頭が「1~5人気」、残り2頭が「6~16人気」。直近5年の連対馬はすべて「父SS系」で、「前走上がり5位以内」が優秀なことからも末脚性能が重要。前走クラスと結果が比例していて、勝ち馬はすべて前走重賞組。特に「前走G1、G2組」が優秀です。
「前走上がり5位以内+父SS系+前走が重賞」を満たす馬は、勝率32.0%で単回率が134%。複勝率は56.0%あるので半数以上が的中します。今年これに該当するのは、メロディーレーン、レノヴァール、タイセイトレイル、メイショウテンゲンの4頭。中でも前走G2のメロディーレーンがトップ評価。馬格ある馬が穴を出す傾向でレノヴァール、タイセイトレイルにも注目したい。
桜花賞の記事 ≫混戦を制する連対率70%の馬
高松宮記念の記事 ≫高確率で勝利し、資金倍増の馬
スプリングステークスの記事 ≫複勝率66.7%の3頭
競馬本の記事 ≫馬券で失敗しないために読んでおくべき【おすすめ4冊】